打吹回廊
Utsubuki Kairou
倉吉の伝統を継承しながら新たな活力を生み出す現代の交流の場
鳥取県倉吉市の伝統的建築群保全地区である白壁・赤瓦町並に隣接した一角に建設された民間のにぎわい広場である。敷地は20m×30mほどの大きさで、衰退した銀座商店街の中にあり、かつてナショナル会館と呼ばれた地域コミュニティの集会場をもった商業施設跡である。商店街全体の再生拠点としての機能も目指された。
本施設は、12m×12m角の広場と、2棟の白壁赤瓦の木造棟、それを結ぶ鉄骨の回廊と展望棟により構成されている。全体が広場を中心に回遊性とめまい要素である塔と遊具をもつ遊環構造が形成されている。回遊動線の長さは60m、塔の高さは15mで、白壁赤瓦の町を俯瞰でき、天女伝説の山である打吹山に正対している。新たな町のシンボルとして機能し、観光や商業の活性化に寄与することが期待されている。
本施設は、12m×12m角の広場と、2棟の白壁赤瓦の木造棟、それを結ぶ鉄骨の回廊と展望棟により構成されている。全体が広場を中心に回遊性とめまい要素である塔と遊具をもつ遊環構造が形成されている。回遊動線の長さは60m、塔の高さは15mで、白壁赤瓦の町を俯瞰でき、天女伝説の山である打吹山に正対している。新たな町のシンボルとして機能し、観光や商業の活性化に寄与することが期待されている。