豊田市立南部休日救急内科診療所・ 豊田市こども発達センターおひさま・cafe Mikke

中庭でつながる3つの用途の複合施設

一次救急診療所、こども外来療育施設、障がい者就労施設という3つの用途を持った一体型の複合施設である。計画に際しては「社会的支援の必要性が高いこどもに対し、特性に応じて福祉と医療が一体となり、こどもと家庭を支援し、繋がり、手をさしのべる環境の実現」という基本コンセプトを掲げた。多様なニーズを丁寧に反映し、こども・親の居場所の提供、地域支援、利用者に適正対応した安全安心の福祉・医療サービスを図る『まち』の中核施設の実現に取り組んだ。建物は周辺の街並みや景観から突出することがないよう平屋建てとし、RC造の躯体に木造大屋根をのせた形状としている。3つの用途を持った施設はそれぞれ機能が独立しているが、中央の中庭を取り囲むような施設配置と木造大屋根により、全体が一体の統一感を持った施設となっている。

名称 : 
豊田市立南部休日救急内科診療所・ 豊田市こども発達センターおひさま・cafe Mikke
用途 : 
診療所、こども発達センター、カフェ
竣工年 : 
2020年
所在地 : 
愛知県豊田市
建築主 : 
豊田市
構造 : 
木造、RC造一部S造
規模 : 
地上1階
敷地面積 : 
8,586.3㎡
延床面積 : 
1,947.94㎡