浜松科学館

建築も科学展示物

建築そのものをひとつの大きな科学展示物と考え、器としての建築と内容物としての科学展示装置の融合が図られた。ガラス張りの機械室、内外に露出した空調ダクト、エレベーター等の機構部、コンクリートの配筋、天井下地などの可視化が工夫され、また、太陽光の陰影によって科学者の顔が浮かび出る外壁や、太陽光追尾装置などの展示的仕掛けは建築全体に及んでいる。遊環構造建築のモデルとして設計されている。

名称 : 
浜松科学館
用途 : 
科学展示館
竣工年 : 
1986年
所在地 : 
静岡県
建築主 : 
浜松市
構造 : 
SRC造一部S造
規模 : 
地上4階
敷地面積 : 
9911m2
延床面積 : 
6905m2

1986.中部建築賞 / 1987.建築業協会賞、商環境デザイン賞、公共の色彩賞 / 1988.浜松市都市景観賞 / 1989.軽金属建築賞